橙の花が枯れる日
1 / 1- 囁き・至近距離からの語りかけ
- 実兄による罵倒・暴言表現
- 全4トラック+主題歌、本編45分超
- エンドは2種(4a/4bどちらも救いは薄い)
- サークル
- トラウマバーゲン
- 声優
- Flat.
- 販売日
- 2024-03-30
- シリーズ
- トラウマブラザーズ
- 作品形式
- ボイス / ASMR
- ファイル形式
- MP3
- ファイル容量
- 108.7MB
- 年齢指定
- 全年齢
重厚で救いのないシチュエーションボイスや、家族間の負の感情を描いた作品を求めるリスナーに向いている。
事故で身体が動かず、声も出せなくなったあなたは、病室のベッドでただ死を待つばかり。そこへ現れた実の兄は、優しい言葉ではなく、冷たく残酷な言葉を浴びせ続ける。取り繕いのない、死にゆく者としての一人称体験。
終の道は独り。 死は、誰にでも必ず訪れる。 それが、いつになるか、想像はできても予測はできない。 こんなにも、あっけなく、近くにあるのに。 それが悲劇なのか、救いなのか、偶然なのか、必然なのか。 ──あなたは、生きたいのか、死にたいのか。 気がついたら、病院のベッドの上だった。 体が動かない。指の一本も動かない。 声も出せない。瞼を開くこともできない。 肌の感覚すら、ほとんどない。 時々聞こえてくる、お医者さんや看護師さんの声。 「意識はありますか」と聞かれても、返事をする手段はなかった。 お兄ちゃんの声が聞こえる。お医者さんと話している。 どうやら、私は事故に遭ったらしい。 治療には時間がかかる。 お金もかかる。 助かるかどうかもわからない。 でも、体はかろうじて、生きようとしていた。 だけど、そんな抵抗もむなしく、命は突然終わる。 「その日」が来た。
半年にわたる延命治療の末、聴き手に「助からない」と告げる。以後、毎日足を運び、残酷でも正直な言葉を、ぽつり、ぽつりと残し続ける。苛立ちや後悔を隠さないが、最後には手を握ってくれる、あるいは静かに送り出す。
事故に遭い、体を動かすことも声を出すこともできない状態で病院のベッドに横たわる。死を宣告されてからも兄の言葉に返事すらできないまま、やがて「その日」を迎える。
- 1宣告04:45
半年にわたる延命治療。私に「助からない」と告げたのは兄だった。もうすぐ、私は死ぬらしい。そんな私に兄は、ぽつり、ぽつりと言葉を残し始める。残酷でも、正直な言葉を。「死ぬのか おまえ…… ざまあみろだよ……」
- 2懐古13:22
死を宣告されてから、兄は毎日足を運んでくれる。私たちのこれまでを、振り返るように。兄の言葉に、返事すらできない私に、言葉を残す。実感の無いわたしたちの上を、時間が通り過ぎていく。「おまえだけが、楽になっちゃうの、むかつく」
- 3限界12:09
いつ死んでもおかしくないのに、呼吸を続ける私に、兄は苛立っていた。どれだけ心で謝っても、伝わることはない。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。本当の無力を、実感するしかなかった。「僕の今までの時間返せよっ……!」
- 4a手の温もり08:21
いよいよ、もう終わりだということがわかる。言葉とかではなく実感する。今日がその日だ。駆けつけた兄は泣きながら、泣きながら……怒りとも後悔ともつかない何かをぶつけてくる。だけど最後には手を握ってくれた。もう感覚なんてないのに、すこしだけ、あたたかかった。「おやすみ。……いってらっしゃい」
- 4b動かない体と06:23
私が死ぬ日が来た。兄の様子は、いつもと同じだった。でも、やっと終わる。やっと終わるんだ。兄と私の気持ちが同じかどうかはわからない。でも、確かに離れていくのがわかった。ああ、これが、「そう」か。「苦しくないところに行きなさい。ひとりで」
- 声優
- Flat.
- 音楽
- Flat.
- その他
- 乙女向け
- シナリオ
- 電子レンジOK
最初は看取られる音声という事で、楽になれそうだな~の気持ちで購入しました。 しかしいざ聴いてみると圧倒的に兄側に気持ちが引っ張られてしまいました。2度聴いても、やはり妹側に入り込めず無念でした。以下は兄に共感した人間の感想です。参考にはならないと思います。 また、自分の環境によって感想は変わってくると思います。 なじられたい人、喪失感を味わいたい人にはおすすめの音声です! 共感できる所できない所は有れど、思っていても言えない事をペラペラ喋ってくれるので、重苦しい気持ちと同時に乾いた笑いも出て複雑な感情になれました。お兄ちゃんも本心でないことも言ってるように感じます。 それにしても毎日通っては妹の事を最後まで見放さないで側にいてくれる優しいお兄さんですね。 このガス抜きヘタクソ兄にはこれからは彼としての人生を送ってほしいです。 私はまだ心がすり減ってる最中なので、今後自分がどうなれるかが少しばかり楽しみになりました。単に事実を受け止めてそれで終いでしょう。だからこれだけ怒りにエネルギーを割いて恨み言も全部言えるお兄ちゃんは羨ましく、尊敬します。 ここのサークルさんの作品達は、明日は我が身という気持ちを持たせてくれて大好きです。今回もなかなかレアな感情を抱かせて頂きありがとうございました!
聴覚以外全部なくした状態でお兄ちゃんの恨み言とも哀惜ともつかない言葉を聞く。シチュエーションボイスという作品形態にこれ以上ないくらいマッチした設定で、まずここから発想の勝利だと思います。 Flat.さんのぽつぽつと言葉を落とすような喋り方も超良いです。あきお兄ちゃんの声はこの人以外ありえませんぞ 疲れきったお兄ちゃんの痩せた背中に浮かぶ骨とかちょっとぱさついた髪が顔に落とす影とかが鮮明に浮かんでうっとりするまである お兄ちゃん栄養とってくれ どうせ聞こえてないよね、という前提で放たれる言葉はだいぶ辛辣ですが(妹が兄に強いた負担を考えれば優しい方かも)、なんというか根底にある家族愛の残りカスみたいなものを感じて切ないです。そもそも仕事あるのにお見舞い来てくれてる時点でだいぶ愛かもしれない エンドについて 聞いていて救われる感じがするのはaエンドですが、繰り返し聞いてしまうのはbエンドです 「苦しくないところに行きなさい」というセリフが本当に好きです お前一人で、と続くので見放された感じがありますが、でもこれは見放した上での最上級の手向けなのだと思います。声色がごく優しいのもいい こちらの全てを諦めた人ってすごく優しくしてくれるんですよね もう何も期待してないから 聞いていて苦しく、また、聞いたあとは空洞になってしまう気持ちのする作品ですが、もうすでに何回も繰り返し聞いています。きっとこれからもたくさん聞くと思います。制作してくれてありがとうございました。
同サークル様の過去作を購入していたので今作も過酷な展開を覚悟していたのですが、晶紀くんは妹に怒りを抱きつつもかなり血の通った情け深いお兄ちゃんなので体感の糖度はこれまでより若干高かったです。というか、ここまで恨んでいるのにも関わらず妹のために治療費稼いだり、毎日見舞いに来ている時点で情が残りすぎているので最初から勝ちが確定しています。 本作は「看取られ体験ボイス」という異色のコンセプトを掲げており、その上台本も一般にイメージされる看取られとは程遠い、家族特有の葛藤や愛憎をメインに取り扱ったかなり陰鬱な内容になっています。 本作に登場するお兄ちゃんは、交通事故によりほぼ植物状態になった妹のため、仕事終わりの疲れを押して毎日見舞いに訪れながらも、枕元では今まで言えなかった過去の怨恨を次々と言い募ります。そのちぐはぐさ、愛したいのに憎みたい、愛せないのに憎めないというアンビバレントな感情が全面に出ていてすごくリアルでした。 また、台本の良さもさることながら、担当声優さんの絞り出すような声色やaエンドの文字通り涙を呑む演技もとても真に迫っていて、お兄ちゃんが私のためにこんなにも心を砕いてくれている……と終始胸キュンが止まりませんでした。 個人的に、妹として生まれると少なからず「自分は兄の人生の邪魔になっている」という罪悪感みたいなものを幼少期に抱いたことがある(この度合いが強いとブラコンになる)と思っているのですが、このサークル様の作品はそうした過去の傷のかさぶたをガリガリと引っ掻いてくれるような痛気持ちよさがあります。他の作品では体験できない唯一無二の感情をもたらしてくれるので今後も買い続けると思います。

借金まみれで絶望した少年とLet's心中!死ぬまで一緒にイチャイチャしようね♪
借金を抱えて絶望した少年と、同じく死を望むあなたが、人気のない廃棄物集積所で最期のひとときを過ごす——そんな儚くも切ないシチュエーションボイス。ささやき声と3Dioバイノーラルマイクによる至近距離の収録で、二人だけの静かな終末を描く。過激な性描写はなく、絶望と愛情が入り混じる関係性に焦点を当てている。

どうあがいても結婚エンド~狂愛長男&執着四男と夢うつつなベッドサイド~【溺愛ASMR】
六人の義理の兄たちと同居するあなたは、狂おしいほど溺愛してくる長男と、甘えん坊で執着心の強い四男という二人の兄からベッドサイドで代わる代わる愛を注がれる。夢うつつの中、二人の兄の熱い視線と囁きに包まれる、蕩けるような溺愛シチュエーション。

【安眠特化ASMR】ダウナーギャルの介抱は、無愛想が気持ちいい。【CV.夏吉ゆうこ】
冬から春に変わる頃、入院中のあなたの病室に、ちょっとダウナーな雰囲気のギャル系クラスメイトが訪ねてくる。素っ気ない態度を崩さないまま、耳かきやりんご剥き、身体拭きなど甲斐甲斐しく世話をしてくれる、添い寝シチュエーションのASMRボイス。

死にたがり。~純愛メイドと壊れかけのあなた~【CV.浅木ゆめみ】
死にたいと願うあなたと、あなたを深く愛する住み込みメイド・百草かえでが、小さな屋敷でひっそりと二人暮らしを送る物語。過去の傷を抱えた二人が、寄り添い、言葉と体温で少しずつ心を癒していきます。夜と眠りの時間を中心に、優しく重く、そして温かな時間が流れます。

【添い寝・マッサージ】よしよし上手な後輩ちゃんとコッソリねむねむ保健室【CV.河瀬茉希】
放課後、軽い怪我をしたあなたを保健室で出迎えるのは、幼馴染でもある後輩の女の子。手当てをしながら「おにいちゃん」と甘えてきて、耳かきやマッサージ、添い寝でとことん甘やかしてくれます。バイノーラル録音による、すぐ隣に誰かがいるようなリアルな距離感が魅力です。

旅立つ貴方へ
何か大きな旅立ちを迎えるあなたに、優しい声がそっと寄り添い、励ましと安らぎを届けます。ささやきや柔らかな語りかけが緊張をほどき、心を落ち着けてくれる一人称視点の作品です。全編モノラル収録で、聞き手に直接語りかけてきます。